日本政策金融公庫の融資が最も魅力なのは、金利の低さにあります。例えば、事業資金などの融資の場合、民間金融機関であれば18パーセントあたりが相場と言ったところですが、日本政策金融公庫なら2パート~3パーセントと桁違いの低金利となっています。
もし仮に金利が比較的低い都市銀行の事業資金融資の金利の相場が4パーセント代としても1パーセントは低い計算になります。
ここで、日本政策金融公庫の手続きや提出書類が面倒で都市銀行の融資を考えるのは、もう一度金利計算をよく検討してから契約することをお勧めしたいです。日本政策金融公庫の金利は、固定金利になっていますので最長15年の融資を受けても金利は変わりません。
しかし都市銀行の場合は、4パーセント代であれは変動金利となりますので、この先金利が上昇する可能性もあります。さらには、金利が1パーセント違うだけで利息額が数万円違ってきますので、少しでも経営資金を節約することを考えるオーナーであれば慎重に考えるべきでしょう。
日本政策金融公庫の金利が低く設定されているのには、経営オーナーにしっかりとした資金計画や事業計画を立てて会社の経営基盤をしっかりとしたものに育てたいと言う考えがあります。
融資を受けた資金を経営のためのつなぎ資金的な考えでいては直ぐに資金繰りが悪化してしまい、また融資を受けることになりかねませんし、経営が破たんする原因にもなります。
また、日本政策金融公庫の融資では、商工会議所などから経営指導を受けている場合では、無担保・無保証で融資を受けることができます。
[日本政策金融公庫]