サラリーマンの仕事生活から独立して開業を夢見る人は少なくありません。しかし、独立開業するためにはオフィスを借りたり、パソコンや営業車などと多大な費用がかかってきます。民間金融機関から事業資金を調達しようにも信用力がないため、融資にこぎ次ぐためには相当なアイデアを発表しない限り相当難しいものになります。
しかし、現在の大手企業も最初は個人経営の小企業から出発して、世界企業に上り詰めた大手企業もあります。現在、みなさんかせ持っているiphoneのアップル社は、3人の若者からはじまっていますし、googleや楽天と言ったインターネットIT企業の多くは、小企業からはじまり独特なアイデアを出すことで多くの融資やスポンサーが付いているのです。
日本政策金融公庫では、こうした独自性のアイデアを持って独立開業を目指す人に創業支援融資を行っているのです。
ただ、アイデアだけでは会社の経営として成り立ちませんので、しっかりとした事業計画と資金計画を立てて、経営者として能力も問われることになります。
自己資金がある程度あるのなら、中小企業診断士にコンサルを依頼することで、経営基盤が安定するまで支援を受ける方法も取ることができます。
創業支援融資では、経営者の立場を考慮して無担保・無保証人での融資を受けることが出来るのですが、それだけ経営力が試されることになります。
事業計画や資金計画で最初から無理に黒字化を考える経営者も少なくありませんが、そう簡単にはいかないことは日本政策金融公庫も判っていますので、何年で黒字化して経営を安定できるかの実現性のあるロードマップを作成する必要があります。
[日本政策金融公庫]