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事業資金の調達は、まずは地元の肥後銀行に融資、借入相談をしよう
法人、個人事業主にとって資金調達は死活問題です。なるべく資金が潤沢な状態で経営すれば余裕も生まれますし、チャンスも広がりますが、自転車操業状態になってしまっていると、視野が狭くなりますし、次の返済までどうやって過ごすのかばかり考え、新しいアイディアや事業計画なども疎かになってしまうことでしょう。
もし熊本県で事業をしている、住居がある状態ならぜひ肥後銀行に資金調達の相談をしてみましょう。
熊本県を中心に展開している肥後銀行ですが、九州地方を中心に県外にも支店があります
相談から融資までのスムーズな流れで、より多くのチャンスを活かす
熊本県は、熊本県独自で行っている制度融資があります。
公的な保証機関を利用することで信用力がアップ、しかも借入額が拡大し、しかも低金利での借入が可能になっています。
小規模事業者おうえん資金は12.5百万円、設備資金は1年以上7年未満、運転資金は1年以上5年以内、担保は原則不要です。
金融円滑化特別資金は1企業50百万円、1組合は100百万円になり、1年から10年までの返済期間です。
産業活性化資金一般と特別枠があり、設備資金、運転資金などが借入れられ、設備は1企業50百万円、運転資金は25百万円から、期限は1年以上、運転資金は5年、設備資金は10年までです。
創業者支援資金は10百万円、担保は必要に応じて受け入れます。期間は1年から10年までです。
経営革新等支援資金は50百万円から、1年以上10年以内の期間で経営革新計画の承認を受けた人に限られます。
ほかにも多くの事業者ローンがあり、新事業展開支援資金、中小企業短期資金、チャレンジサポート資金、事業継承者おうえん資金など、熊本独自の資金調達方法が並んでいます。
すべての融資に言えることは、地元の活性化、また事業を継承や新しい事業を起こしてくれる事業者をサポートする融資だということです。
熊本市制度融資を使ってより好条件の融資を引き出す
また熊本市独自では、小口資金や経営向上小口資金など、スポットで必要な場合、簡単な審査や限度額を抑えた融資なども行っています。
新エネルギー設備等資金や経営安定資金、創業サポート資金をはじめ、短期資金に経営安定特例資金、そして経済環境変動対策資金や公害防止施設資金、さらに地下水使用合理化設備資金に高度化資金など、熊本県独自の融資もありますので、ぜひ地元で事業をしている人は一度は肥後銀行に相談してみましょう。
とくに熊本地震のあとの震災支援短期資金、災害保証制度などは肥後銀行独自のものなので、災害後にお困りの方はぜひ融資を受けて、この難局を乗り切ってください。
[記事執筆時の情報(銀行)]