セブン銀行は2001年度に行われた規制緩和を機に、イトーヨーカ堂とセブンイレブンが軸のIYグループが設立したのが株式会社アイワイバンク銀行で、そして2005年10月に現在のセブン銀行と名前を変更しました。
セブン銀行の強みはやはり全国展開されているイトーヨーカ堂とセブンイレブン等に設置されている小型ATMの利用です。
利便性の高い口座機能によって事業は急激に成長し、預金残高と口座数は共に毎年増加傾向にあります。
セブン銀行では新ビジネスモデルとしてATMによる決済専業銀行のスタイルを打ち出しました。
それは事業者や個人からの預金を低リスクの国債や政府保証金といった金融商品へ投資するスタイルです。
その実績をもって低コストの口座利用が実現されている点も大きなメリットになっています。
また現在では、法人向けサービスとして即時系のビジネスwebサービスがあります。売上金入金サービスよってネット上で売上金を24時間365日休みなく入金できる便利なサービスとなっています。
それから顧客の売上金をセブン銀行が警備会社(株式会社アサヒセキュリティ)と共同提供のサービスにて、集金代行及び口座入金する店舗集配金サービスも好評です。
この様に、セブン銀行はビジネスシーンでも利用価値の高いサービスを提供しています。
ただし、今のところは事業資金目的のビジネスローンを用意してはいません。
しかし利便性の高い口座設定ですので、資金調達としての融資・借入のサービスは大いに期待されているのが現状です。
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