モビットとプロミス自営者カードローンからお金を借りるときの注意点
モビットもプロミスも同じ消費者金融として、手続きのしやすさと早い審査で利用者にとっては利用しやすい環境と言えます。しかも、一般のカードローンと使い勝手はほぼ同じように利用できますので、銀行融資のように毎回煩わしい手続きや審査を行う必要もありませんので、仕入れなどで頻繁に資金調達が必要な自営業者にとってカードローンは強い味方になります。しかし、しっかりとした事業計画や資金計画がないと、収入が不安定な自営業者の場合、返済に行き詰ってしまうことがあります。出来る限り資金に余裕があるときに繰り上げ返済を行って、借入残高を少しでも減らすようにしなくてはいけません。特に、モビットもプロミスの場合も共に総量規制の対象となりますので、収入の3分の1までしかお金を借りることが出来ないことを覚えておかないといけません。月々の返済に任せていると、それだけ利息がかかってしまいますので、余分な出費を抑えるために早く完済して利息額を最小限にすることが得策と言えます。
モビットカードローンもプロミス自営者カードローンも事業資金としてお金を借りることができるほか、一般のフリーローンとして使途を定めずに利用することも可能となっています。このため、事業として利用するのか、個人として利用するかの仕切りが無いため無造作にカードローンを利用してしまうと直ぐに利用限度額まで達してしまいます。また、青色申告するときの税控除として融資額の明細を添付するときに、税務署から個人融資が混在していることを指摘される恐れもあります。
モビットの審査は
大手銀行系であるモビットのカードローンは、利用限度額が500万円までと高く設定されており、かつ融資目的にとらわれないこともあって、後発にもかかわらず契約数を順調に増やしているようです。一般的に、銀行系の審査は厳しいと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。モビットのホームページを見てみると、10秒審査と言うのが目にとまります。10秒審査の内容は、自分の氏名や住所、自宅の電話番号などの個人情報のほかに携帯電話の有無や勤め先の情報、年収を入力し、他の無担保ローンの有無と無担保ローンが既にある場合は、貸付額を入力し、希望利用限度額を設定すれば後は審査ボタンを押すだけと至ってシンプルで簡単に入力できます。審査ボタンを押すと、しばらくして審査結果が表示されますので、融資可能となればこのまま申し込み手続きを行うことができます。ホームページでの審査が通っても希望利用限度額にならないことがあります。これは、総量規制の法律により年収の3分の1までしかお金を借りることが出来ないため、モビットの最大利用限度額の500万円を借りるためには、年収が1,500万円必要になると言うことです。ここで、どうしてもお金を借りたいからと言って虚偽の年収を入れても、後から判明すれば融資を取り消されるばかりか信用情報にブラックとして登録されてしまいますので、必ず本当のことを申請しなくてはなりません。モビットのカードローンは、普通に安定した収入のある人であれば、収入の3分の1までの限度額で融資を受けることができます。もし、審査が通らないとしたら、どこか虚偽の申請をしているか、多重債務か、過去に滞納歴があるのではないでしょうか。
モビットでお金を借りる
モビットは、三菱東京UFJ銀行の系列会社のモビットがサービスするカードローンになります。言わば会社名がそのまま商品名となっている感じで、テレビCMなんかでもすっかり知名度を上げています。ところで、一般的にカードローンは個人融資のためのサービスなのですが、ビジネクストやシンキのように事業者向けの融資の一環で事業者カードローンのサービスを提供したり、オリコのように個人向けと事業者向けを分けてサービスするなど事業者専用のカードローンサービスを提供する中で、モビットは普通のカードローンサービスとして自営業者にも提供しています。ですので、申し込み手続きにいたっても、一般と同じ書類になり、事業計画書や資金計画書、事業状況書、確定申告書などの経営状況を計る書類は必要ありません。
モビットカードローンで自営業者がお金を借りられる限度額は最大500万円まで借りることができますので、使途が問われないので店舗改装や事業資金など幅広く運用が可能となります。また、全国の銀行ATMやインターネットからの振り込みなど多くの借り入れ方法をそろえているのも銀行系サービスの良さと言えます。ただし、総量規制の適用を受けてしまいますので、収入の度合いによっては利用限度額の500万円まで利用できない可能性があります。さらには、他にも融資を受けていると仮にその融資が、総量規制適用外としても、モビットの場合は適用を受けてしまいますので、さらに利用限度額が下がってしまいます。
モビット
モビットは、三菱東京UFJ銀行系のカードローンになり、他のカードローンと比較するとATM専用に特化しています。モビットはイメージを尊重する傾向にあり、テレビCMにおいても有名人を適用してPRしています。実際に利用してみると、手続きの速さと金利が他社に比べると低めに設定されていますので、利用しやすい環境を整えていることがうかがえます。電話での対応もしっかりとした体制になっていますので、利用方法に不安を持っている人でも利用しやすいと言えます。サービス自体は目立ったものはないのですが、利用者の制限があまりなく、一般の人から主婦やフリーター、自営業者と幅広く門を開いています。また、銀行系の資金基盤があることもあり、限度額が普通は300万円に対してモビットは500万円と高くなっています。
キャッシングサービスがATMのみになりますので、インターネットや窓口で手続きしたい人は向かないことになります。また、銀行の基準で審査が行われますので、収入の制限がかなり厳しいものとなります。自営業者で赤字経営であったり資金繰りが悪い場合は、審査が難しくなる可能性があります。ビジネクストやシンキ、オリコの自営業者向けカードローンでは、借金の総量規制の適用外になり、年収の3分の1を超えての借入が可能ですが、モビットは一般と同じ適用を受けてしまいますので、利用限度額の500万円まで借りれない恐れもあります。申し込み手筒気は、インターネットが中心となっている点も、パソコン環境がない自営業者には困難となってしまいます。