リスクマネジメントと保険と資産

時事ニュースから知るマイクロ法人と零細企業のリスクマネジメント

緊急災害発生時の機転によりリスクの発生を企業イメージのアップに繋げた
大変、参考になる例が有りましたので、紹介し考察してみましょう。

事件は、2月14日からの大雪のために通行止めとなった中央高速道路の談合坂SA上にて、
2月16日の朝、車中で待機を余儀なくされたクルマの人たちに、同様に通行待機中だった
「ヤマザキパン」の配送車からパンが無料で配られたとのニュースです。

この行為は、大変多くの人の賞賛を呼び、2月17日までの24時間で
1万9千回もリツイートされているようです。

「災い転じて福となす」と言う言葉通りでしょうか、このヤマザキパンの行動は、
間違いなく大雪という災害の中で自社のリスクとともに、人を思いやる事を忘れない
企業姿勢のなせる素晴らしい行動でした。

こうしたリスクマネジメントは、マニュアルにない臨機応変によって行われたものと
思われますが、恐らくは現場からの状況の報告と共に「パンを配る!」と言う
対応策についてもドライバースタッフから希望が出されたものではないかと推測されます。

過去にもこの企業では、3.11の東日本大震災の際もいち早く、パンを配ったという
実績があるそうですから、そうした素晴らしい姿勢を持った企業なのだと感心させられます。

そして、同時にこれだけ効果の高い、コマーシャルになることまで予測はしていないと
思いますが、結果としてトラック1台分のパンを配る行為により、数万人を超える人が
このヤマザキパンの行動を知ることと成りました。

昨今のリスクマネジメントについて、システム化されて漏れのない対策が施されてきていますが、
こうした、行動基本マニュアルについても作られているのか、他の食品メーカーも含めて
考えてみる必要がありそうです。

こうしたニュースを見ると、日本と言う国においてのリスクマネジメントは、
人への「思いやり」と「責任」が大変重要なものだと考えさせられました。

責任の部分については、もちろん危機に直面した時に自分のできることを、
惜しむこと無く実行するということでしょう。

こうした災害発生時に人や企業そして民族の本質を垣間見ることができます。
一部のネット上の意見では、「企業イメージアップにつながるから」と言う
意見もあるようですが、そうであったとしても素直に喜べる、心があたたまる
危機対応であったことに間違いはありません。

同様に、社会責任を持つ私達もリスクに直面したときの基本理念として
「人への思いやり」を忘れずに行動することが大切だと思います。

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