不動産を担保とするローンがあります。ローン商品は数え切れないほどあります。どんな借り方をするか、何に使うかで貸し付け条件も違います。中でも不動産担保ローンはより多くの金額を、まとめて借り入れしたいときとても便利です。
資産として所持している家屋や土地などの不動産を担保にしてお金を借りるものが不動産担保ローンです。無担保ローンと比較すると利用限度額が高額なこと、低金利で長期融資が可能となります。目的を限定せずに金銭の借り入れが可能なので、マイカーローンや住宅ローンと異なり何にでも使えます。
融資可能な金額は不動産担保ローンでどれほどの価値のある不動産を担保にするかで違いますが、多い時は1億円にも昇る借り入れができる場合もあるといいます。返済時につく利息は、5%~10%くらいが不動産担保ローンの典型例です。無担保で融資を受けるタイプのローンより、不動産担保ローンの方が金利が低く総返済額が安く抑えられます。
不動産担保ローンは、契約の際に不動産を担保に入れることになるので、万一返済が不能になった場合は不動産は競売にかけられてしまいます。担保の種類も、抵当権、根抵当権、質権とあり条件が違ってきます。不動産担保ローンを利用する時は、貸し付け条件をよくチェックして、理解してから利用してください。