800万円 ラーメン屋
子供の頃からラーメンが大好きで、大人になったら自分のラーメン屋を作ることがずっと夢でした。
ご存知の通り、ラーメンというものはお店によって独特のこだわりがあり味に差が出るものです。
自分が本当に求めている味は何なのかということを追求するために、何軒かの店で修行を積ませていただいていました。
それぞれの店で学んだ経験を生かしながら、日々自分だけの味を作るための研究を重ねていましたがついに自分が求めていた味を作り出すことができたのです。
師匠にも味を認めてもらうことができ、自信がついたところでいよいよ自分のお店を出したいという夢を現実化することにしました。
そこでまず必要になるのがお金です。
お店を構えるために必要な資金として1200万円を用意する必要がありました。
これまでに貯めてきたお金を合わせてもあと800万円も足りないため、事業資金を金融機関から借入することにしたのです。
まずは金利の低い近くの信用金庫に申込しましたが、出店を計画している土地の近くにラーメン店があるということもあり断られてしまいました。
自分の味には絶対の自信があるだけに、さすがに残念に思いました。
次に申込をしたのが、ローン会社です。
金利は信用金庫よりも確かに高めでしたが、しっかり計算してみると返済額は思っていたほど高くなかったので安心して利用することができました。
無事に借入することもできて、子供の頃からの夢だった自分のラーメン店を出店することができたのです。
お客様も連日満席になるほど来店していただき、スープが売り切れになる日もあるほどです。
ローン会社で借入することができて本当に良かったと思っています。
800万円 ケーキ屋・お菓子屋の開店資金
ケーキ屋を始めるのにあたって、800万円の事業資金が必要でした。
そして、800万円をローン会社から借入して、無事にお店を始めることができました。
ローン会社からの借入に最初は抵抗がありましたが、実際利用してみると銀行とそれほど変わらないです。
金利は多少高いですが、借入額が大きいので銀行の金利に少し毛が生えた程度です。
ただ、ローン会社選びには慎重になりました。
やはり、ローン会社によって金利が違いますし、条件も異なります。
場合によっては、悪徳な会社もあるので、みなさんも気をつけてください。
でも、きちんと会社を選べば、全く問題無いので、しっかり探してください。
私の場合は、ネットで色々な会社を調べ、金利と条件を比較しました。
その結果、大手の金融会社の方が良いということが分かったので、みなさんも参考にしてください。
800万円という多額の借金を背負ったのは、初めてだったので、不安でいっぱいでした。
しかし、経営が軌道に乗れば順調に返済するこができます。
私も最初の数ヶ月は返済に苦労しましたが、売上げが伸び始めた半年後くらいからは余裕を持って返済することができ始めました。
それまでは、本当に毎日が不安でしたが、自分を信じて頑張ればなんとかなります。
ただ、必要以上の金額を借入するのは止めた方が良いです。
最小限の金額を必要な時に借りるのが鉄則なので、しっかりと覚えておいてください。
それを守らないと返済が厳しくなると思います。
借入金がもたらす効果
借入金とは個人や企業、政府などが、必要な資金を銀行などの金融機関や他の個人、企業などから、返済期限や金利などの諸条件を定めてお金を借り入れることです。
会社の会計関係で借入金というと、企業の発行する社債、国や地方公共団体の発行する公債、企業間の買掛金や支払手形なども入りますが、主に借入証書や当座借越、約束手形の手形借入を差し入れて行われる金銭の借り入れのことをいいます。
借入金は、返済期限に応じて1年以内の短期借入金とあと1年で返せる長期借入金と1年以上の長期借入金にわけられます。長期借入金は、工場や土地などの固定資産を購入する際など、会社の成長のための投資をする場合に発生することが多いと言われています。
借入金には様々な種類がありますが、中小企業に向けて金融庁より2011年に資本性借入金の活用について公表されました。資本性借入金とは金融機関が財務状況などを判断するに当たって、負債ではなく、資本とみなすことができる借入金のことです。これは東日本大震災や急激な円高の進行などにより、資本不足に直面している特にも中小企業に向けての対策です。
将来性があり経営改善の見通しがある企業に向けて借入金を資本性借入金の条件に合致するように変更することにより、資金の調達がしやすくなるというものです。借入金はマイナスなことではないのです。個人にとっても借り入れることにより上手に活用できるならその効果は大きいと言えるでしょう。